公式サイトからのダウンロード: GnuPG Homepage ここにはその他のミラーサイトへのリンクも公開している。
法律的な問題と抵触する為、米国のサーバから GnuPG をダウンロードすることはできない。米国では暗号技術の輸出に対して厳しい規制を設けている。これも、PGPはいつも国際版と国内(米国)版が存在する原因である。
国際版のソースコードは書籍に印刷されてから米国から輸出され、欧州(ノルウェーのオスロ)でその内容はスキャナーで読み取られてから世界範囲での公開に至ったのだ。更に詳細な内容は国際版の PGP サイトで見つかるだろう。国際版の PGP を自由に米国に輸入させることはできるが、その後更に輸出されることは無いという訳だ。
もしあなたはすでにインストール済の GnuPG 或は PGP を持っているなら、実行ファイルの署名を認証してみると良い。(注:署名と署名の認証)
あなたは以下の形で GnuPG を入手することができる:Debian パッケージ、RPM パッケージ(レッドハット パッケージ マネージャー)、或はソースコード。
また、GnuPG はすでに最新の Fedora/RedHat Linux ディストリビューションに収容されているのだ。あなたのシステムに既に GnuPG はインストールされているかを確認するには、以下のようにコマンドを実行すると良い:
rpm -q gunpg
これらのパッケージはすでにバイナリファイルの形でツールと一緒に Linux プラットフォームに実装されている。もしあなたは GnuPG を他のプラットフォームに実装したいなら、ソースコードから自分でコンパイルする必要がある。仮にあなたはその他のプラットフォームで成功した実装方法を公開するなら、人々に感謝されるだろう。
このプログラムの主要な部分は主に Linux(X86)で開発されていたのだ。他の違ったシステムに移植するのも恐らく難しいことではない。GnuPGをサポートするシステムタイプの一覧は公式サイトで公開されている。
以下の設置方法はほとんどのプラットフォームに適用できる。この手順ではソースコードのアーカイブファイルからGnuPGをインストールする。
まずは以下のコマンドでソースコードのアーカイブ(tar-ball)を展開する。
gzipで圧縮されたソースを展開するには:
tar xvzf gnupg-?.?.?.tar.gz
bzip2で圧縮されたソースを展開するには:
tar xvjf gnupg-?.?.?.tar.bz2
解凍ができてからは、ソースコードが格納されているディレクトリに入って、以下のコマンドを入力する。
./configure
この段階では何も例外なことは起きないはず。下記のコマンドにて、
./configure --help
あなたはコンパイル時に適用できるオプションの一覧を確認することができる。もし国際化(gettext)関係で問題が起きたら、オプション --with-included-gettext を使ってソースコードのアーカイブに含まれているバージョンを使うと良い。若しくはオプション --disable-NLS でこれを無効にすることもできる。
次はこのコマンドを実行しソースコードをコンパイルする:
make
通常はこのステップではなにも問題は起きないはずだ。もし何かの問題が起きた場合、次の手順で(ここに書いてある順番で実行して下さい):
make clean を実行し、再度 ./configure してから、もう一度コンパイルを試すべきだろう。これでもうまく動かないなら、お手上げ状態だということだ。
まずは下記コマンドを入力して下さい:
make install
これで実行プログラムとマニュアルページが正式にインストール先のディレクトリにコピーされる。
もしあなたは ./configure のときにインストール先ディレクトリを指定していないなら、すべてのファイルは /usr/local/share/gnupg/ の配下に格納されることになる。あなたはこのパスを options.skel ファイルで確認することができる。このファイルを ~/.gnupg/options として保存し、更に適宜な変更を加えれば、このファイルは標準の設定ファイルとしてプログラムに使われるのだ。 ~/.gnupg/ ディレクトリが作成されると、このファイルは自動的にコピー中にされる。ファイルの中ですべての利用可能な設定値は詳しく説明されてあり、ここで説明するのは割愛させて頂く。
あなたはGnuPGの実行権限を root に設定する(suid root)ができる。これでプログラムを実行したときはスーパー
ユーザの権限を持つことになる。これで、メモリに格納されるプログラムの一部の内容が他者に取得される危険を免れることが出来る訳だ。但し、私がこのような作法のどのくらいのリスクもたらすかを判断すべきではない。 suid root の方式でプログラムを実行する際には、「トロイの木馬」よる危険性を警戒しなければならない。何故なら、トロイの木馬のようなプログラムがスーパーユーザの権限で実行されてしまうと、システム全体に大きなダメージを与え兼ねない。もしこれが原因で(或いはその他の理由で)rootユーザの権限でGnuPGを利用しないなら、~/.gnupg/options ファイルの中で no-secmem-warning を設定することによって、実行時の警告メッセージ(gpg: WARNING: using insecure memory! 「安全でないメモリを使用しています」)を表示させないことができる。